乾癬性関節炎とは?
- 乾癬性関節炎は、皮膚に症状があらわれる「乾癬」と関節に症状があらわれる「関節炎」を併せ持った病気です。
- 乾癬では、ひじやひざ、頭皮などに、ぽろぽろと剥がれ落ちる、厚い角質を伴った紅斑ができ、良くなったり悪くなったりを繰り返します。
- 一方、関節炎では、手足の指先の関節や、足裏やかかとあたりに痛みや腫れ、首や背中にこわばり感などがみられます。
- 多くの患者さんは、はじめに皮膚症状から発症し、数か月から数年にかけて関節に痛みがおこりますが、関節症状のみの方や同時に症状が起こる方もみられます。
- 乾癬
- 炎症をともなう紅斑に、角質が厚く盛り上がり、皮膚のかけらがポロポロと剥がれおちます。かゆみを伴うこともあります。
- 関節炎
- 手足の指先、かかとや足裏の腱のあたりの痛みや腫れ。首や背中のこわばり、痛みなど。爪の点状の凸凹によって気づかれることもあります。