症状
原因
診断
治療

関節症性乾癬の治療

どんな治療方法がありますか?

  • 関節症性乾癬では、皮膚症状に対する治療に加え、関節症状(痛みや腫れ、こわばり)を最小限に抑えることが治療の目標となります。
  • 特に、関節症状を抑えることは、将来にわたって関節機能を維持し、日常生活に影響を与えないようにする為に、非常に重要です。
  • 現在、関節症性乾癬の薬物治療には、病気の状態によって、さまざまな選択肢があります。

現在使用される主な薬剤(ここでは関節症状に対する治療について紹介しています。)2023年8月現在

非ステロイド性抗炎症薬

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

炎症を抑えることで、関節の痛みを和らげます。比較的症状が軽い場合に使用されます。

免疫抑制薬

免疫抑制薬

関節リウマチにも用いられる、免疫の異常を抑えて、関節の痛みや腫れを改善するお薬です。

生物学的製剤

生物学的製剤(TNFα阻害薬、IL-12/23阻害薬、IL-17A阻害薬、IL-23阻害薬)

痛みや腫れの原因となるタンパク質(サイトカインなど)に直接作用して、そのはたらきを抑えることで、症状を改善します。痛みや腫れだけでなく、関節が壊れることを抑える力があります。(皮下注射薬と点滴薬があります)

PDE4阻害薬

PDE4阻害薬

過剰になった免疫反応のバランスを整え、関節の痛みや腫れを抑える経口剤です。

JAK阻害薬

JAK阻害薬

痛みや腫れの原因となる複数の種類のサイトカインに作用します。生物学的製剤が注射剤であることに対して、JAK阻害薬は毎日内服する経口薬です。

関節症性乾癬について

関節症性乾癬は、皮膚の症状(乾癬)と関節に腫れや痛みをともなう病気です。

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